ニューヨークで行われたジャズ•コネクト会議に出席しました。

4月にドイツのブレーメンで行われたジャズアヘッド会議に続いてジャズ関係者の会議はこれが二度目。
今回はアーティストの双子とそのマネージャーとして親子で出席。

1月5,6日の二日間にわたって開催された会議は、ジャズを長年サポートしてきたことで有名なニューヨークのセント•ピーターズ教会を会場に、数百人のジャズ関係者で活気にあふれました。


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初日のキーノート•スピーカー(基調演説)は、グラミー賞アーティスト、マリア•シュナイダー(Maria Schneider)。ジャズの現状について熱く語りました。
また、ジャズ功労者に与えられるBruce Lundvail Visionary Awardの受賞者は、ベーシストのクリスチャン•マクブライド(Christian McBride)でした。


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二日間朝から夕方まで様々なセミナー、パネルディスカッションがあり、業界の第一線で働いている人たちが生の話をし、意見を交換します。

レコーディング会社の実態と今後、ソーシャルネットワークを使って発進するビジネスについてなど、議題は様々。多様に変化する社会にジャズ界も対応して新しいビジネスの形を模索しているのがわかりました。

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一日目、二日目ともに締めくくりは、ネットワークレセプション。
名刺交換をしてネットワークが広がります。
日本人も数人発見。
今後の協力を約束し会いました。
写真右の真ん中の背が高い男性は主催者のリーさんです。ジャズ雑誌JazzTimesの発行人です。


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今年のパートナー国はイスラエル。
イスラエルのジャズ状況についてのセミナーの後は、イスラエルからやってきた素晴らしいジャズカルテットのショーケース演奏がありました。
アメリカのジャズ界でトップアーティストたちと活躍し、現在イスラエル在住サックス奏者のエリ•デジブリ(Eli Degibri)がイスラエルを代表して若いアーティストたちを引き連れてうっとりとするような演奏をしてくれました。

カルテットの若手ピアニスト、トム•オレン(Tom Oren)が素晴らしい演奏を披露したのですが、双子のカール&アランが高校時代に特待生として参加したバークリー音楽院夏期講習でのクラスメートだったことがわかり、3人で再会を喜びました。

トムのピアノソロはこちらでご覧ください。




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