Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいことを発信します。

カテゴリ: ライブ

カール&アランのインターナショナル•ジャズ•ツインズが、シアトルデビューしました。

シアトルの中心地にある老舗ジャズクラブ、Tula'sで、シアトルのピアニスト、ジョン•ハンセン(John Hansen)と一緒に、トリオ演奏会をしました。

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オリジナル曲や、スタンダード曲に加え、日本の曲、「さくら」も演奏しました。

シアトルのジャズクラブは、観客のレベルも高いのですが、Tula'sも、例にもれず、双子の演奏が始まると会場は真剣な雰囲気に包まれました。

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迫真に迫る双子の演奏に観客席からは大きな拍手をもらいました。

アーティストに厳しいと言われるマネージャーのジェイソンからは、「有名になっても、ここで演奏したことを忘れないように!そして、またおいで!」と、満面の笑顔のコメント。

会場と舞台が双子パワーに包まれたひとときをビデオでお楽しみください。

アランのおなじみオリジナル曲、「タイミ」の進化したシアトル•バージョンです。
下記の画像をクリックして演奏をお楽しみください。



 

ご近所のジャズライブにでかけてきました。

近所に新しく出来たお店はメンフィスとその近郊で人気のレストランチェーン、ヒューイズ(Huey's)。
レトロな内装でメニューはハンバーガーなどのアメリカ料理です。こちらの人は家で料理をすることが少ないのでこういうカジュアルなレストランが人気です。

カジュアルながらも週末にはライブミュージックがあります。

そして、カバーチャージなしのお手軽ライブが、世界的に活躍するミュージシャンだったりするのがこのメンフィスの楽しいところです。


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こちらが今回ライブ演奏をしたブライアン(ブリーズ)カヨールカルテット。

左からアルビー・ギバン(Alvie Givhan - キーボード)、トニー・ロナルド(Tony Lonardo - ドラム)、リーダーのブライアン・ブリーズ・カヨール(Brian Breeze Cayolle)、そしてボブ・サンダ(Bob Sunda - ベース)。

みなさんベテランのすばらしい演奏者です。

メンフィスのミュージシャンは楽器を歌わせることができると評判ですが、この人たちもそうです。それぞれのソロを聞くと、楽器が歌って踊っているような不思議な感覚を楽しむことができます。


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リーダーのブライアンは、ニューオリンズ出身のサックス、クラリネット奏者です。(写真右から二番目)ニューオリンズのR&B功労者として世界的に有名なアラン・トゥーサン(Allen Toussaint)のバンドメンバーで、世界じゅうをツアーする人ですが、メンフィスにいるときは、このように地元のジャズファンを喜ばせてくれます。

日本では、ブルーノートビルボードという有名ジャズライブハウスで演奏する人なので、これがこの至近距離でこの値段!?と思うととても得をした気分です。

しかも、私たちの席は最前列で、インターミッションには本人自ら私たちのテーブルでおしゃべりというパーソナルサービスつきです。

ブライアンのサックスやクラリネット演奏は、彼のストーリーがぎっしりつまっていて、最初の音色から最後の音までブライアンらしくほれぼれします。歌も上手で、これがニューオリンズぽくて渋いのです。

出身のニューオリンズを拠点に演奏活動をしていましたが、2005年のハリケーンカタリーナで自宅が壊滅したそうです。演奏旅行で立ち寄ったメンフィスに家族も呼び寄せて拠点を移しました。

メンフィスにきて、メンフィス郊外の楽器店で中高生むけのレッスンをはじめたら、これがまた評判で生徒がたくさんいっぱいいるのだそうです。この演奏スキルで、この気さくな人柄。レッスンを受けさせたい親御さんが多いのもうなずけます。



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演奏のおまけは、かわいらしい少年たちの演奏です。

左のサックス奏者はオールディンくん(Auldin)15歳、トランペット奏者はアーロン君(Aaron)、なんと13歳です。
キーボードのアルビーの息子くんたちですが、本当に堂々とした大人顔負けの演奏をします。これからが楽しみな二人の演奏に観客も暖かい拍手を送っていました。

メンフィスはミュージシャンの層が厚いと常々感じますが、こうやって若いうちにハイレベルのプロミュージシャンと一緒に人前で演奏する機会を得られるのがすばらしいと思います。

こうやって飛び入り演奏することを、'Sit in'(シットイン)というのですが、我が家の双子がはじめてシットインさせてもらったのは、彼らのお父さん、アルビーのバンドでした。ビールストリートのキングスパレスというライブハウスで演奏させてもらったのは2年10ヶ月前、双子が15歳のときです。

先輩から後輩へ、肩肘はることなく、カジュアルに伝統が受け継がれていく音楽をカジュアルに楽しめるご近所ライブ。見て、聴いて、うれしいライブでした。







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