Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいと感じたことを発信します。

カテゴリ: 音楽

自主レコードレーベルが発足しました。

Three Tree Recordsです。
良いジャズを世にお届けするレーベルです。

ロゴは森の字のイメージして、三本の木です。
安心の良い音楽を提供していけるよう、信頼の色青をメーンに使い、いつも繁栄できるよう形は常緑樹です。緑の影をつけて常緑の緑をアピールしました。

皆様に信頼していただける良い音楽をずっと提供していけるレーベルに育てていきたいと思います。

第一弾は、ザ•マグワイア•ツインズのSeeking Higher Ground

2018年3月30日リリースです!

どうぞよろしくお願いいたします!

Three Tree Records 10 a

ホームページ http://www.threetreerecords.com/

Facebook   https://www.facebook.com/threetreerecords/

メンフィスの音楽業界コミュニティクリスマスパーティがありました。
年に一度、音楽の都の音楽業界の人が一堂に会するパーティで、たくさんの楽しい人たちと親交を深めました。

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左はジョン•ネメス (John Nemeth)、メンフィスを代表する超人気のブルース歌手です。アイダホ州出身ですが、現在はブルースシティのメンフィスを拠点として連日全米やヨーロッパを駆け巡る超引っ張りだこのアーティスト。私もその歌声を聞いたことがありますが、「すばらしい!」の一言。人柄も気さくで楽しい人です。日本でもアルバムが販売されてますので、ぜひお聞きください!

右は、ブルース協会(Blues Foundation)会長のバーバラ•ニューマン(Barbara Newman)。ブルース発祥の街、メンフィスには世界に誇るブルース協会があり、ブルースの保存と啓蒙に勤めています。このパーティの会場もブルース協会が作ったブルース•ホール•オブ•フェイム(Blues Hall of Fame)という博物館です。


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メンフィスの左は、私の大好きな歌手のトニ•グリーン(Toni Green)。若い頃7オクターブの驚異的な音階をもっていたというすごい歌声の持ち主は現在もディーバとして活躍しています。真ん中はメンフィスが誇るグラミー賞受賞プロデューサー、ローレンス•ブー•ミッチェル(Lawrence Boo Mitchel)。ブルーノ•マーズのUptown Funkプロデュサーとして昨年グラミー賞受賞をしました。世界中のミュージシャンが憧れる伝説のスタジオ、ロイヤル•スタジオ(Royal Studios)のオーナー です。

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こちらは、メンフィスの伝説レコードショップ、シャングリラレコード(Shangri-la Records) 店長のジョン (John Miller)。メンフィス音楽を中心としたビンテージレコード屋さんで世界中にファンがいるそうです。

他にもたくさん面白い人がいて、楽しすぎて最後までいてしまいました。




メンフィスにMusic Cities Conventionがやって来ました。
ロンドンにベースを置くこの会議は、音楽で町おこしをする街と音楽をつなぐ世界的な会議です。
第5回目は10月25-27日の3日間、音楽の都、メンフィスで開催されました。

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初日はパネルディスカッション、プレゼンテーションがあり、音楽を使って何ができるかがテーマ。各国、各地の取り組みが発表され、アメリカをはじめとして、カナダ、エストニア、中国など各国で音楽で様々な町おこしに取り組む街の活動が発表されました。

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二日目は、ラウンドテーブル方式で、参加者が一緒にこれからできること、したいことをテーマに沿って話し合うとても建設的なディスカッション。ここでさらに新しい出会いがたくさんあり、私も音楽で何ができるのか広い視野を持つことができました。テキサス州オースティン、ミシガン州デトロイトなどの取り組みは市が率先して頑張っていて面白かったです。これから音楽の都を目指す中国四川省の成都の取り組みは今後が期待されました。

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最後の晩のパーティは、メンフィスのブルース•ホール•オブ•フェーム博物館(Blues Hall of Fame)。ここでまたお友達が増えました。

来年は、4月にオーストラリアのメルボルン、10月にルイジアナ州のラファイエットの二本立ての開催予定です。10月にまた参加したいと思った会議でした。






メンフィス•スリム•コラボラトリー (Memphis Slim House Collaboratory)  主催のソング•ライティングセミナーに参加しました。パリで活躍したブルースピアニスト、メンフィス•スリムの生家を改装し、メンフィス音楽コミュニティのために作られた場所はレコーディングスペース提供のほか、メンフィス音楽業界活性化のため様々な活動をしています。

今回のセミナーは、作詞作曲についてで、数々の世界的ヒット曲を作ったブルース•スダーノ(Bruce Sudano)が、至近距離で自らの経験に基づいて、作曲、作詞について語ってくれました。ディスコ•クイーンとして世界に知られる歌手、ドナ•サマー(Donna Summer)のご主人です。

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自身もミュージシャンとして活躍していましたが、ドナ•サマーと出会って結婚し、家庭を守る夫であり父であることを選んで作曲作詞活動に専念。ドナ•サマーの'Bad Girls'や'MacArther Park'など、ディスコ音楽で旋風を巻き起こしたヒット曲の数々を作った人です。

ヒット曲が生まれるに至った経験をとても率直な言葉で語ってくれました。
そして、音楽業界を乗り越えてきた、たたき上げの音楽人のストーリーで、作曲より作詞で有名なブルースさんは、話す口調からも真摯で前向き、思いやりがある人となりが感じられます。

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ドナ•サマーのマネージャーを20年以上勤めた影の立役者ですが、彼女が数年前に亡くなってから音楽活動を開始、会場で新曲を披露してくれました。

作曲より作詞が有名なブルースの新曲にも、たくさんの思いが込められて聴く人の心を打つものがありました。思いを込めて作る曲がヒット曲になっていくのもわかる気がしました。

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セミナー会場に着いた時、参加者一人一人と握手をして、目を見つめて話すのにびっくりしました。

質問にはとても一生懸命答えてくれて、参加者は皆元気づけられ、笑顔で帰りました。
私は、自分で作曲するのでなく、作曲された曲がどう世の中に出て行くのかを知りたくて参加。経験者が生の体験を生の声で話すのを聞けてよかったです。

「本当に思うこと」の大切さを感じたひと時でした。


ニューヨークで行われたジャズ•コネクト会議に出席しました。

4月にドイツのブレーメンで行われたジャズアヘッド会議に続いてジャズ関係者の会議はこれが二度目。
今回はアーティストの双子とそのマネージャーとして親子で出席。

1月5,6日の二日間にわたって開催された会議は、ジャズを長年サポートしてきたことで有名なニューヨークのセント•ピーターズ教会を会場に、数百人のジャズ関係者で活気にあふれました。


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初日のキーノート•スピーカー(基調演説)は、グラミー賞アーティスト、マリア•シュナイダー(Maria Schneider)。ジャズの現状について熱く語りました。
また、ジャズ功労者に与えられるBruce Lundvail Visionary Awardの受賞者は、ベーシストのクリスチャン•マクブライド(Christian McBride)でした。


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二日間朝から夕方まで様々なセミナー、パネルディスカッションがあり、業界の第一線で働いている人たちが生の話をし、意見を交換します。

レコーディング会社の実態と今後、ソーシャルネットワークを使って発進するビジネスについてなど、議題は様々。多様に変化する社会にジャズ界も対応して新しいビジネスの形を模索しているのがわかりました。

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一日目、二日目ともに締めくくりは、ネットワークレセプション。
名刺交換をしてネットワークが広がります。
日本人も数人発見。
今後の協力を約束し会いました。
写真右の真ん中の背が高い男性は主催者のリーさんです。ジャズ雑誌JazzTimesの発行人です。


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今年のパートナー国はイスラエル。
イスラエルのジャズ状況についてのセミナーの後は、イスラエルからやってきた素晴らしいジャズカルテットのショーケース演奏がありました。
アメリカのジャズ界でトップアーティストたちと活躍し、現在イスラエル在住サックス奏者のエリ•デジブリ(Eli Degibri)がイスラエルを代表して若いアーティストたちを引き連れてうっとりとするような演奏をしてくれました。

カルテットの若手ピアニスト、トム•オレン(Tom Oren)が素晴らしい演奏を披露したのですが、双子のカール&アランが高校時代に特待生として参加したバークリー音楽院夏期講習でのクラスメートだったことがわかり、3人で再会を喜びました。

トムのピアノソロはこちらでご覧ください。




Jazz Connect 
ホームページ



 

音楽の街、メンフィスの音楽関係者の年末ホリデーパーティがあり、今年は私も参加しました。

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会場は、メンフィスが発祥の地とされるブルースの殿堂博物館。パーティを楽しみながら、博物館も見学しました。

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ブルースミュージシャンたちの楽器や写真、記念品などが展示されていますが、ブルースと日本のつながりは深く、玄界灘のはっぴも展示。ちょっとうれしくなりました。

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会場は、音楽関係者でぎっしり。
さすが音楽の街、たくさん関係者がいます。

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ラッパーのAl Kapone (アル•カポーネ)を発見。日本にはまだ行ったことがないそうですが、メンフィスのヒッピホップシーンで絶大な人気を誇るラッパーで、現在は全米からヨーロッパまでツアーする人気アーティストになっています。メンフィス音楽を復活させようと頑張っている若者の一人です。

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グラミー賞メンフィス支部長のジョン•ホーニャックさんにもご挨拶しました。
メンフィスにはグラミー賞メンフィス支部があり、メンフィスやニューオリンズなど南部の州を管轄しています。アーティストの推薦をするのもこの支部の仕事で、パーティの当日はちょうど来年のグラミー賞ノミネート者の発表があった日。メンフィスのブルース歌手、Bobby Rushがブルース部門でノミネートされたと喜んでいました。
右隣は、メンフィスのジャズシンガー、サラ(Sarah Ann Rector) 。

色々な人に会えてとても楽しい夕べになりました。


Memphis Blues Hall of Fame (メンフィス•ブルースの殿堂)

Address421 S Main St, Memphis, TN 38103
Hours: 毎日、日曜日のみ午後開館 午前10時〜午後5時




 

2016年度メンフィス音楽の殿堂授与(Memphis Music Hall of Fame)セレモニーに行ってきました。

メンフィスゆかりの世界に誇るミュージシャンや音楽関係者をたたえようと2012年に始まったメンフィス音楽の殿堂は、今年で4回目。会場には、メンフィスの音楽関係者も多く詰め掛けました。

昨年はジャスティン•ティンバーレイク(Justin Timberlake)の大物アーティストの受賞に加え、エルビス•プレスリーのギタリスト、スコッティ•ムーア(Scotty Moore)の受賞には本人の代わりに演奏に影響を受けたローリング•ストーンズのキース•リチャーズ(Keith Richard)が来たのであっという間に売り切れていけなかったので、今年は早くからチケットをゲット。

舞台から近い良い席でセレモニーの音楽を楽しみました。

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今年の目玉は、スタックス•アーティストのウィリアム•ベル(William Bell)のパフォーマンス。

私は、スタックス•ミュージック•アカデミーで息子たちが音楽を勉強した時にボランティアをして以来スタックスを応援する私としては、スタックス•アーティストには特別親しみを感じます。

イベントでも何度か会ったことがあるウィリアム•ベルは、相変わらずの伸びやかな歌声を響かせ、ジーンときました。

Take Me to The Riverというメンフィス音楽のドキュメンタリー映画でベルと共演したラップアーティスト、スヌープ•ドッグ(Snoop Dogg)が特別出演してウィリアム•ベルと共演。サプライズ登場に会場は大いに湧きました。

その時の様子は、こちらのビデオでご覧ください。




その他の今年の受賞者は、こちらです。

マルゲリータ•ピアッツァ(Marguerite Piazza)  オペラ歌手
サム•ザ•シャム (Sam the Sham) ロックンロール歌手
チャールズ•ロイド (Charles Lloyd) ジャズ•サックス奏者
ジョン•リー•フッカー (John Lee Hooker)  ブルース歌手、ギタリスト
ウィリアム•ベル (William Bell) ソウル歌手
ハイレコード•リズム•セクション(Hi Rhythm Section) ハイ•レコード、ハウスバンド

 

ノースカロライナ州アッシュビル(Asheville)にあるビルトモア•ハウス (Biltmore House)というアメリカで一番大きな個人のお家に行ってきました。

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部屋数は250もあり、家というよりお城です。
19世紀の終わりに建てられたこの家は、フランスのロワール地方の城をモデルに、ヨーロッパから専門の職人がたくさん来て作った素晴らしい建築物で、現在は観光客に公開されています。

ヨーロッパのお城もたくさん見ましたが、細部まで凝っていてびっくり。
アメリカの富の象徴のような家です。


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この家にあるものはみんな本物中の本物。
ルーブル美術館にも負けないような美術工芸品がどっさりありますが、中でも圧倒されるのが、このパイプオルガン。
オペラが大好きだったという持ち主のジョージ•ヴァンダービルト2世の趣味でパイプオルガンの下にはワーグナーのタンホイザーのシーンが再現されています。

7階建てのぶち抜き天井のメーンダイニングルームに作りつけてあり、音響も抜群です。

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ヨーロッパの王侯貴族のような暮らしぶりだったアメリカの大富豪宅にはたくさんのお客さんがやってきて贅を尽くしたディナーパーティーが開かれていたそうです。


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これがこの家を建てたジョージ•ワシントン•ヴァンダービルト2世(Gerge Washington Vanderbilt II(1862-1914)です。
アメリカの大富豪ヴァンダービルトの相続人の一人です。

流れてきたパイプオルガンの音色をご一緒にお楽しみください。




Biltmore Estate
1 Lodge St, Asheville, NC 28803
http://www.biltmore.com/

入場料は、大人一人60ドルでした。
ホテルに泊まると割引があります。
 

近所のコンサートホールにバイオリニストの五嶋みどりさんがやってきました。
テネシー州メンフィス市のお隣、ジャーマンタウン市にあるGPACこと、ジャーマンタウン•パフォーミング•アーツ•センターです。

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ジャーマンタウン市には、クラシック界で世界的に有名なマイケル•スターン(Michael Stern)(写真右)が率いる世界的トップクラスのミュージシャンがマイケルさんの元に結集しているアイリス•オーケストラがあり、みどりさんは、アイリスとは何度目かの共演です。

みどりさんの演奏曲目は、メンデルスゾーンのバイオリン•コンチェルト。
名器、ストラディバリウスで奏でるみどりさんの音楽は、繊細で美しいの一言でした。
小柄な体全体を使って奏でる音楽は、本当に情感があふれます。

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800人ほどのホールはほぼ満席。
観客は大喜びで、最後は観客全員がスタンディング•オベーションでした。

テネシー州は、アメリカの主要都市からも遠いので、メジャーな音楽を聴けるなんて思わずに引っ越してきましたが、アイリス•オーケストラがあるおかげで素晴らしい音楽が楽しめます。
チケットも手頃な価格ですし、コンサート当日の土曜日の午前中は、公開練習を10ドルで見ることもできます。


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みどりさんという素晴らしい日本人音楽家を歓迎してテネシー日米協会がアイリス•オーケストラと一緒にコンサート前に歓迎交流会を開催しました。
世界で活躍するみどりさんの音楽自体が日米親善で、多くの人たちが彼女の音楽を通して出会うことができました。

みどりさん、コンサート後には、ロビーに出てきてくれてみんなと交流してくれました。

笑顔で写真撮影やサインをしてくれて、当地の日本人は大喜び。

私も早速ツーショットさせてもらいました。

日本人が少ない土地柄で、こうやって頑張っている日本人に出会えることはとても嬉しいことです。
この異国で頑張っている多くの日本人が、世界を舞台に活躍しているみどりさんに出会って元気をもらいました。

日本からの時差は15時間。ほぼ地球の裏側で、日本人であることが誇りに感じられるひとときでした。

テネシー州の州都、ナッシュビル(Nashville)は、ミュージック•タウン。
カントリー音楽のメッカとして世界に知られています。

テネシー州は、西の端にブルースの里、メンフィス、そして真ん中にカントリーのメッカ、ナッシュビルがある、音楽がとても盛んな州です。

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カントリーミュージックといえば、そのナッシュビルのブロードウェイ通りがとても有名です。

ライブ演奏のあるお店がたくさん軒を連ねてどこからも賑やかな音楽が響きます。

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カントリー、ロックなどの生演奏が、ほとんどの店がカバーチャージなしでドリンクのみで楽しめます。もちろん、ミュージシャンへのチップはお忘れなく、ですが…

レベルはとても高く、どのバンドも本当に上手で、お客さんをうならせるミュージシャンばかり。
ナッシュビルの音楽の層の厚さを感じます。

上記の写真は、ロック•バンド。
音もこなれているので、たくさんのお客さんが音楽に合わせて踊っていました。

どのバンドも演奏や歌が上手なので、世に出てスターになるのは、上手以上の何かが必要なのでしょう。

お店それぞれに工夫を凝らした演奏とパフォーマンスがあり、一杯飲んでは次とはしごをして歩きます。


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演奏しながら、ベースに乗って曲芸をしてしまうというすご腕ミュージシャンがいました。

歌って、曲芸をして、おしゃべりをして、とても上手にお客さんを盛り上げるので、たくさんチップが集まっていました。

クリスマス前とあってブロードウェイ通りはたくさん人が出て賑やか。

楽しく夜は更けていくのでした。



 

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