Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいことを発信します。

September 2016

アメリカの人たちの音楽の楽しみ方は様々ですが、ハウスコンサートは生の音楽を身近に聞けるのが醍醐味。

月曜日の夜、お友達のナンシーのお家の贅沢な空間でカナダ人フォークシンガー、ジョン•ブルックス(Jon Brooks)の歌声を楽しみました。

IMG_1722
 
カナダ、オンタリオ州出身のジョンは、自作の歌にメッセージをたっぷり込めてハスキーな声で歌ってくれました。
渋いながらもかなりハッとする歌声は心に響きます。
カナダだけでなく本場アメリカのフォーク界でも知られたシンガーソングライターです。

IMG_1731

私は、Delicate Cageという蜂の巣の絵のCDをサイン付きでゲット。
個人宅の居間で行われるコンサートは、まさにアットホームなので、ミュージシャンとの交流もパーティ方式。


IMG_1719

休憩時間はパーティなので、ホストが用意したスナックとワインで常連さんの他のお客さんとも交流できます。


IMG_0536

距離感近く、ジョンとホストのナンシーと記念写真。
ナンシーはお医者さんですが、お母さんがオペラ歌手だったこともあって音楽に造詣が深く、ミュージシャンを応援して時々ハウスコンサートを開いてくれます。

気さくなジョンとの会話は楽しく、今度会えるのは世界のどこかなあ。
日本やアジアにはまだ行ったことがないので、将来は一度行ってみたいのだとか。
ということで、歌声ビデオはこちらです。




 

メンフィスの夏の楽しみといえば、レビットシェル(Levitt Shell)野外音楽堂のコンサートシリーズ。

メンフィス、そしてこのアメリカ南部にゆかりのミュージシャンをメインにした本格的なコンサートがなんと!無料で楽しめます。
6月から10月末まで毎週木、金、土、日曜日の週4日間、世界のトップミュージシャンや地元のミュージシャンのパフォーマンスを楽しみに、ちょっと涼しくなる日暮れどきに市民が集まります。
芝生の上にシートを敷いて座る人、折りたたみ椅子を持ってくる人と、楽しみ方はそれぞれ。

この土曜日は、メンフィス出身のジャズの巨匠サックス奏者、ジョージ•コールマン(George Coleman) 。ジャズの歴史を作った一人のコンサートでした。


IMG_3318


今年で81歳ですが、演奏を始めたら、年齢を感じさせないさすがの音色です。
サックスの音色は時に力強く、時にか細い鳴き声のように、自由自在の魔法の音色が聴く人を感動させます。

メンフィスのMannassas High Schoolという高校からたくさん世界のトップミュージシャンが輩出されていますが、この人もその一人。

IMG_3311

メンフィスの音楽を世界に広めた功績が認められて音楽で有名なビール•ストリートに埋め込まれる名前入りの音符授与式もありました。

IMG_1716

メンフィスの有名ミュージシャンの写真集にサインをゲットしました。

素晴らしい演奏をちょっとだけお裾分けです。




メンフィスの夏の週末は、レビットシェルの音楽がオススメです。
Brooks Museumのお隣、Overton Parkの中にあります。

Levitt Shell
1928 Poplar Ave, Memphis, TN 38104

 

メンフィスのスタックスレコードのレジェンド、Booker T. Jonesのコンサートに行ってきました。
満席の会場は往年のスターのファンがたくさん詰めかけていました。
私は、日本人のお友達と2人で会場の熱気に包まれました。

オルガン奏者のBooker T.は、1960年代に高校生でスタックスに参加。Booker T. & the MGsを結成しました。インスツルメンタル曲の「グリーンオニオン」が世界中で大ヒットした時、まだ、高校三年生の若さでした。

その後次々とヒットを飛ばし、ブッカーTたちは、スタックスを、メンフィスの音楽を、世界中に知らしめた立役者になりました。


IMG_1687

懐かしい曲がたくさん演奏され、会場は大いに盛り上がりました。
スタックス•ミュージック•アカデミーの学生も演奏に参加しました。


IMG_1693

コンサートの後のサイン会で撮ってもらったツーショット。

私は、双子の息子たちがお世話になったスタックス•ミュージック•アカデミーで以前ボランティア活動をしていたので、スタックスの人には特に親近感があります。

サイン会は私が最後だったので、ちょっとお話しができました。
他のスタックスレジェンドも皆さん素敵な方ですが、ブッカーTさんは、ソフトで気さく。そして目を見てお話しする素敵な紳士でした。

IMG_0533

スタックスで耳にタコができるほど聞いた数々の名曲を収めたCDにサインしてもらい、なんだかほんわかあったかい気持ちになりました。


日本でもテレビなどのBGMにものすごくしょっちゅう使われる名曲、「グリーンオニオン」のビデオはこちらです。

キーボード演奏はBooker T. Jones、ギターは息子さんで、これがまたイケメンでギターが上手です。ドラマーはメンフィス出身。ドラマーはメンフィスのレベルが世界一といえるくらいに高いですが、このドラマーも若いのに凄腕で将来が楽しみ。

メンフィスの音楽が次世代に受け継がれていてとてもうれしくなりました。



 

ノースカロライナ州アッシュビル(Asheville)にあるビルトモア•ハウス (Biltmore House)というアメリカで一番大きな個人のお家に行ってきました。

IMG_3044

部屋数は250もあり、家というよりお城です。
19世紀の終わりに建てられたこの家は、フランスのロワール地方の城をモデルに、ヨーロッパから専門の職人がたくさん来て作った素晴らしい建築物で、現在は観光客に公開されています。

ヨーロッパのお城もたくさん見ましたが、細部まで凝っていてびっくり。
アメリカの富の象徴のような家です。


IMG_3059

この家にあるものはみんな本物中の本物。
ルーブル美術館にも負けないような美術工芸品がどっさりありますが、中でも圧倒されるのが、このパイプオルガン。
オペラが大好きだったという持ち主のジョージ•ヴァンダービルト2世の趣味でパイプオルガンの下にはワーグナーのタンホイザーのシーンが再現されています。

7階建てのぶち抜き天井のメーンダイニングルームに作りつけてあり、音響も抜群です。

IMG_2813

ヨーロッパの王侯貴族のような暮らしぶりだったアメリカの大富豪宅にはたくさんのお客さんがやってきて贅を尽くしたディナーパーティーが開かれていたそうです。


IMG_2855


これがこの家を建てたジョージ•ワシントン•ヴァンダービルト2世(Gerge Washington Vanderbilt II(1862-1914)です。
アメリカの大富豪ヴァンダービルトの相続人の一人です。

流れてきたパイプオルガンの音色をご一緒にお楽しみください。




Biltmore Estate
1 Lodge St, Asheville, NC 28803
http://www.biltmore.com/

入場料は、大人一人60ドルでした。
ホテルに泊まると割引があります。
 

↑このページのトップヘ