Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいと感じたことを発信します。

July 2015

「ジャズ本場の演奏を披露」をタイトルに、カール&アランの鹿角市での演奏の様子が北鹿新聞の記事になりました。
 

 

鹿角市でカール&アランは、地元のジャズピアニスト、藤井俊夫さんと一緒に演奏しました。
クリニックではジャズのおもしろさを伝えながら、ジャズを通してみなさんと交流をしたのです。

 

このイベントには青森県から片道3時間運転して来てくれた人もいました。

 

双子は、アメリカに引っ越してからの4年間にアメリカの人たちに教えてもらったジャズを日本の人たちに伝えています。

 

これからジャズをどんどん広めていきます。

7月18日、双子が幼いころよく遊んだ北欧の杜のパークセンターでのコンサートが大盛況でした!

 

秋田のギタリスト、小野リカルド輪太郎さんのトリオが益々楽しくなっています。

 

なつかしい人たちがいっぱい来て成長ぶりをことの他喜んでくれました。

 

 

北秋田市出身成田為三の「浜辺の歌」も演奏しました。

 

双子の師、ドナルド・ブラウン編曲で日米合作の音楽です。

みなさんうなずきながら聞いてくれました。

 

 

左から輪太郎、アラン秀太郎、カール征太郎の3太郎トリオです。

 

演奏がうまく行くと本当に楽しいです。

そして、観客が喜んでくれると、もっと楽しい。

 

もっと良い演奏をみなさんにたくさん届けたいと3人で話し合っています。

 

カール&アランの秋田から世界へ!ツアーはこれから益々面白くなります。

 

ぜひ明日のザブーンライブへお越しください!

 

  1. 7月17日は秋田県大館市KOWのライブ。

おかげさまで大盛況でした!

 

 

左から小野リカルド輪太郎(ギター)、アラン・秀太郎・マグワイア(ベース)、カール・征太郎・マグワイアで3太郎トリオです。

 

スペインでフラメンコギター修行をした輪太郎さんとのトリオ演奏は、アドリブをたっぷりきかせるジャズらしい楽しい演奏ができました。

 

今日の演奏場所、KOWは、観客の反応がじかに伝わるとても楽しい会場でした。

 

 

要所要所でかけ声をもらい、盛大な拍手をもらって、もっとおもしろい演奏をしようと意気が上がっています。

 

カールは、ドラムソロをアピールする演奏をしたので、バチさばき、リズム、速度を工夫しました。

 

秋田のジャズ、益々楽しくなっています。

 

 

KOWのマスター、加賀公さんです。

 

秋田県大館市でずっとジャズを応援してくれている人です。

ジャズに囲まれておいしいコーヒーを入れ続けている人です。

 

こだわりのコーヒーにこだわりのジャズ、ここで演奏できてとてもよかったと3太郎が言っていました。

 


 

 

 

 

カール&アランの「秋田から世界へ!」ツアー2つめのコンサートは7月16日、鹿角市のMIT交流プラザ音楽ホールでのコンサート&ジャズクリニックでした。

 

 

街の真ん中にあってとても便利で設備もすばらしいホールでした。

 

音響や照明設備もすばらしいホールで演奏できるようABCD実行委員の成田豊志さんや鹿角市のジャズ好きの人たちが企画してくれました。
鹿角市にはジャズ組合というジャズ好きの人たちの集まりがあり、大変活発に活動しています。

 

豊志さんは訪問者数が百万人以上いる日本のカリスマジャズブロガー。

プロのCDしか批評を書かないのですが、昨年夏の私たちの秋田ツアーでの演奏を聞いて気に入って彼らのCDをブログで紹介してくれました。

 

こちらが成田豊志さんが彼らのことを書いてくれたブログです。

ジャズ&ドラマーブログ カール&アラン・マグワイア

 

今年は、ABCD実行委員として、彼らを応援してくれています。

 

 

秋田ではいろいろな共演者がサポートしてくれています。

 

今日は、地元鹿角市のジャズピアニスト、藤井俊夫さんが演奏してくれました。

 

秋田の行く先々でいろいろなミュージシャンが応援してくれています。
毎回のコンサートが全部違ったサウンド・オブ・ミュージック(音楽の音色)になっています。

 

 

第一部のコンサートのあと、休憩をはさんでジャズクリニックを開催した。

 

二人でいろいろなリズムを演奏して説明し、みなさんに手拍子などで参加してもらいながらジャズについて説明しました。

 

これは、クリニックのあとでドラムとベースに別れて演奏方法を説明している様子です。

 

 

終わったあとで残った人と一緒に写真を撮影しました。

 

みなさん、ジャズが好きでとても真剣に話しを聞いてくれました。

 

鹿角市のジャズ好きな人たちのおかげで、ジャズの輪がまた広がりました。

 


12日のカール&アランツアー最初のライブの様子が秋田さきがけ新報に紹介されました。

 

 

秋田のひとたちがたくさん応援してくれています。

 

今年は秋田の夏が熱いのです!


カール&アランのデビューCD「サウンド・オブ・ミュージック」には、「浜辺の歌」が収録されています。

 

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彼らの母の故郷、秋田県北秋田市出身の成田為三が作曲した曲です。

 

カール&アランは、幼いころから毎年夏休みには、北秋田市にある母の実家の小学校や中学校で体験入学をして日本の習慣や文化にふれて育ちました。

 

一年半前に初めて北秋田市でライブ演奏ができることになったとき、お世話になった秋田の人に演奏をプレゼントしようと思い、私たちの先生、ドナルド・ブラウンが私たちのためにジャズに編曲した「浜辺の歌」を演奏しました。それが新聞に取り上げられたりして好評だったので、CDに収録することになったのです。

 

このジャズの「浜辺の歌」は、はじめはオリジナルの3拍子ではじまり、途中で4拍子の明るい曲にかわります。そして、ラテンの楽しいリズムで終わるので、普通の「浜辺の歌」を知っている人はびっくりしながら、喜んでくれます。

 

彼らは、ジャズをより多くの人たちに広めたいので、秋田の人たちになじみの深い「浜辺の歌」をジャズの調べにして演奏する事で、ジャズのことをもっと知ってもらいたいと考えています。

 

そして、そのことで、彼らも周りのみんなもいろいろなことを知り、いろいろな人と出会いました。

 

 

 

これが秋田県北秋田市にある浜辺の歌音楽館です。

 

双子のおばあさんの家からさほど遠くない北秋田市米内沢というところにあります。
成田為三の資料が展示されています。

 

成田為三の生家はもう取り壊されてありませんが、この音楽館のある米内沢で生まれました。

 

そして、4歳から17歳まで北秋田市のとなりの能代市二ツ井というところで育ったそうです。

 

今回のツアーでは、この「浜辺の歌」がつないでくれたご縁で、二ツ井でもコンサートをすることになりました。
 

7月29日、二ツ井公民館ホールです。

 

 

 

二ツ井の人たちが私たちの「浜辺の歌」を多くの人に聞いてもらいたいと、あちこちにポスターを貼って宣伝してくれています。

 

「浜辺の歌」は、来年で作曲されてから100周年になるそうですが、99周年の今年、たくさんの人たちがこうして私たちの「浜辺の歌」を楽しみにしてくれています。

 

 

そして、もう一つ、

 

浜辺の歌のおかげで演奏できることになった場所があります。

 

それは、秋田県田沢湖芸術村の劇団わらび座の古民家、奥羽山荘、あか松庵です。

7月22日にライブをします。

 

わらび座は、劇団四季、宝塚劇団についで日本で3番目に大きく、年間125万人の動員数があるそうです。

 

現在、わらび座では、成田為三の生涯を描いた「為三さん!」というミュージカルが来年の1月までロングランで上演中です。

 

 

 

作曲から99年たって、成田為三さんが私たちをわらび座とつなげてくれました。

 

「浜辺の歌」が私たちをいろいろな人とつなげてくれています。

 

99年たっても、良い音楽はこうして人々の心に残り、人々の心をつなげるのです。

 


 

カール&アランのツアーキャッチフレーズは「秋田から世界へ!」です。

秋田から世界へ羽ばたけるようにと名付けてもらいました。

 

なぜ秋田から世界なのか?

 

それは、秋田にカール&アランを応援してくれる人がたくさんいるからです。

 

 

こちらがABCD実行委員会のみなさん。

 

ABCD実行委員会のみなさんは、秋田県の各地にいるので全員が集ることはなかなかできませんが、連絡をとりあってツアーをつくってくれています。

 

 

 

そして、そのほかにたくさんの街のみなさんがいます。

 

この写真は、北秋田市の鷹ノ巣商店街にある長崎花屋さんのオーナーさんです。

私たちのポスターを貼って宣伝し、チケット販売もしてくれています。

 

 

こちらは、能代市二ツ井の佐藤時計店さん。

 

ここでは、ポスターを貼って、イベントチケット販売の他、CD販売もしてくれています。

 

 

こちらは、私たちが時々お弁当を買いに行く秋田県北秋田市の福助堂のおじさんとおばさんです。
ライブがある時はいつもお店にポスターを貼って応援してくれます。

 

 

みんな、シャッターがしまったお店が多いなか、がんばってお店を続けている人たちです。

 

いつも、「がんばってね」とか、「アメリカからよく来たね」と温かく声をかけてくれ、応援してくれます。

 

こういう人たちがいろいろな人に声をかけてくれるおかげでライブに来てくれる人たちがたくさんいます。

 

カール&アランは、秋田のミュージシャンたちと共演して秋田ならではのサウンドを世界へアピールしていきます。

 

秋田から世界へ羽ばたきます。

 

 

 

カール&アラン・マグワイア秋田から世界へツアー始まりました!

 

ライブ第一回目は7月12日、秋田の老舗ライブハウス、キャットウォークです。

 

秋田の共演者たちと息のあった演奏ができ、観客のみなさんが反応してくれるのがとても楽しいライブでした。

 

 

 

ギターは小野リカルド輪太郎さん、トランペットは鈴木雄大さんが共演です。

 

こんな風に呼吸のあう演奏ができて観客がこれだけ反応してくれると、秋田が益々楽しくなると双子は言っています。 

 

 

左はじがオーナーのMr.太田、右はじがオーナー夫人のMrs.太田です。

 

33年間、秋田市でジャズを守り続けてくれている人たちです。

そして、若い私たちの演奏をとても喜んでくれ、たくさん励ましてくれました。

 

キャットウォークで以前演奏したことがあるミュージシャンにメンフィスで出会ってとてもすばらしいところだと聞いていたので、その同じ場所で演奏することができてとてもうれしく思いました。

 

 

 

 

こちらは、今日秋田県の遠くからかけつけてくれた実行委員さんたち。

 

この人たちのおかげで秋田県のたくさんの場所で演奏をすることができます。

 

これからまだまだツアーは続きます。

 

たくさんの人に感動を届け、多くの人と一緒に秋田から世界へつなげるすばらしいツアーにしていきたいと思います。

 

これからもよろしくお願いいたします!

 

カール&アランは、日本秋田ツアーの前に彼らの故郷のひとつ、香港で演奏しました。
香港は3歳から15歳まですごした思い出多い国際都市。

その香港でジャズスポットとして有名なピールフレスコとオレンジピールでライブ演奏をしました。

Peel Fresco 7-5-15 poster

これはカール&アランのためにピールフレスコが作ってくれたポスターです。

香港で初めて演奏した1年半前、彼らの才能を認め、双子をJazz Twins と名付けてくれて応援してくれたのはここのスタッフとお客さんでした。おかげで双子は多いに自信をつけ、CDレコーディング、日本ツアーと発展していきましたが、その原動力となった場所です。


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7月3日には、香港セントラルの有名なナイトスポット、ランカイフォン地区にあるオレンジピールで演奏。香港を拠点にアジア各地で演奏してきたアメリカ人ジャズピアニスト、ボブ・モカースキー(Bob Mocarsky)と熱いトリオ演奏を繰り広げて会場をわかせました。


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この写真は、演奏時間前にはじめて出会った3人が演奏曲について打ち合わせをしている様子です。

ジャズは即興の音楽なので、事前の練習時間があまりなくても本番の演奏がしっかりできるよう普段からの鍛錬が重要です。演奏1時間前に初めて出会った彼らが演奏曲目、演奏順などを話し合いあっている様子です。

アランのオリジナル曲「タイミ」も演奏しようとピアニストに楽譜が渡されたのもこの時です。一回、ざっと音合わせしただけですが、本番ではみごとに3人の息があった熱い演奏をして会場をうならせました。

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こちらは、5日のピールフレスコでの演奏風景です。香港のピアニスト、パトリック・ルイ(Patrick Lui)とトリオ演奏でした。パトリックとも初顔合わせながら、観客が大喜びの演奏を披露できました。


Peel Fresco 2014 poster

前述のように、彼らのスターティングポイント、ピールフレスコは彼らの心のふるさと。

上記のポスターは今回のライブのポスターですが、カウンターの後ろでは、この、額に入れられた前回のライブポスターが双子を待ち受けてくれました。


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ピールフレスコでは後半がジャムセッションになり、たくさんの香港やアメリカなどから来たミュージシャンが参加して熱いジャムセッションになりました。

これは、演奏が終わってからの記念撮影。

音楽は世界をつなぐといいますが、こうやって世界各国から来た人たちが集って即興の演奏を繰り広げられるのはジャズならではのこと。良い演奏をしたあとは皆笑顔がこぼれます。

これからジャズツインズのカール&アランは、音楽で世界をつないでいきます。

次は、日本でお会いしましょう。





 

Carl & Alanのクラウドファンディングプロジェクトがついにスタートしました!

プロジェクトについては、この双子の写真をクリックしてご覧ください。
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カール&アランのプロジェクトのアドレスはこちらです。

https://readyfor.jp/projects/carlalanletusmakeithappen

彼らの夢、手伝ってくださっている人たちの夢が叶うようにと、プロジェクトのURLは、
Carl Alan let us make it happen

カール&アランと一緒に叶えましょう、成功させましょうという意味です。

みなさまのおかげでプロジェクトスタートから3日目の現在23%のファンドが集っています。
幸先の良いスタートで、本当に感謝です!

音楽専門のクラウドファンディングサイトもあるなか、カール&アランが選んだサイトはReadyfor。
社会事業を多く手がけるサイトを選んだのは、ずばり、カール&アランの秋田ジャズライブツアーが多くの人の助けを得てできているため、社会事業的な要素が大きいと考えて選びました。

秋田では、25人もの実行委員が秋田県内各地でカール&アランのためにジャズライブを企画してくれています。企画、会場設定、広告宣伝、協賛あつめ、ポスター&チケット作成、みんな手作りです。みんなの思いが熱いです。ポスターなど皆の意見を取り入れてなんども作り直し、大変でしたが、本当にすてきなのができあがりました。

実行委員さんたち自身もお互いの才能にびっくりするほど完成度が高いものが多いのです。

ただ、このプロジェクトがより大きくなり、完成度が高くなるにつれコストも多くかかるようになりました。

そこで実行委員たちが考えてくれたのがクラウドファンディング。
さらに、多くの人たちに共感してもらってこのライブを成功させようというプロジェクトです。

カール&アランがアメリカから秋田へやってきて彼らの音楽でたくさんの人と感動を共感するためには、アメリカからの渡航費、国内移動費、宿泊費、飲食費、スタッフ人件費、機材費など、約500万円がかかる計算ですが、このうち国内の航空運賃、カール&アランとスタッフの宿泊費、機材費の100万円をファンディングでみなさんにご助力していただけたらありがたいです。

クラウドファンディングは、目標額に期間内に達成しないとプロジェクト自体が成功できず、集ったファンドも協力した人のもとに戻ってしまう仕組みです。

ですから、ぜひとも成功させて、ツアーを成功させたいと、カール&アラン、実行委員、そしてかかわってくれているすべての人々が願っています。
そのためには、みなさんのご協力が必要です。

この「カール&アラン秋田ジャズツアーを成功させたい!」プロジェクトの実行委員会には、ABCD委員会という名前がついています。

それは、アラン(Alan)がベース(Bass)奏者で、alan on bass



カール(Carl)が、ドラム(Drum)奏者であることから命名されました。

carl on drums


一卵性の双子のカール&アランは、とても似ているので、なかなか見分けがつきません。音楽を教えてくれる先生たちも毎日顔をつきあわせてもなかなかわからず、楽器にさわるのを待って、見分けをつけています。

それで、皆が、アランベース、カールドラムのABCDで覚えるようになりました。

そして、ABCDは、アルファベットの最初の文字です。
そう、はじまりの文字です。

ABCD委員会は、カールとアランがこれから、秋田で新しいことをはじめてくれることを期待し、応援してくれています。

若い二人の情熱あふれるジャズの演奏が、秋田の共演者たちと融合して秋田ならではの新しい音楽になって秋田から世界へと発信されます。

ギターの小野リカルド輪太郎さんをはじめとして秋田のたくさんのミュージシャンたちが共演してくれる予定です。

「秋田から世界へ!」
二人が羽ばたけるよう、ご協力よろしくお願いいたします!


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