Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいと感じたことを発信します。

July 24, 2015

カール&アランは秋田県大仙市あか松庵で演奏しました。

 

大きな日本家屋で畳の上の演奏です。

昔ながらの曲がり家にぎっしり入った観客のみなさんが真剣に演奏を楽しんでくれました。

 

 


このコンサートは彼らのCDに収録された「浜辺の歌」がつないでくれました。

 

田沢湖芸術村のわらび座で現在上演中のミュージカル「為三さん!」です。
「浜辺の歌の作曲家成田為三の生涯を描いています。

カール&アランの「浜辺の歌」をきいたわらび座の中島さんが彼らの演奏を気に入ってツアー実行委員になって手伝ってくれることになりました。

 

その中島さんが働くわらび座が運営する古民家、あか松庵での演奏は、とても日本的で思い出に残るものでした。

 

 

今日の演奏には、わらび座のミュージシャン、小沢剛さんが参加して「さくら」と「浜辺の歌」を一緒に演奏してくれました。

 

尺八と篠笛の日本古来の美しい音色がカール&アランの演奏に加わるとジャズに日本の音色が加わって聞く人たちの心に残りました。

 

 

コンサートには、わらび座の俳優さんたちも来てくれました。

 

ペドロ&カプリシャスやビリーバンバンで演奏していてドラムをかしてくれた村岡宏明さんもが、パーカッションで演奏参加してくれました。

 

ジャズの町として有名な秋田県美郷町からは、トランペットの扇田亮さんが参加してくれました。

 

カール&アランが秋田県内各地でそれぞれの音色を音楽にしています。

 

ジャズが秋田の音色になってきています。

カール&アランのCDに収録された「浜辺の歌」がつなげてくれたわらび座で、「為三さん!」ミュージカルを見ました。

7月22日、劇団わらび座が経営するあか松庵でのコンサート前の前です。 

 

 

「浜辺の歌」の作曲家、成田為三さんの人生を描いた楽しいミュージカルには、たくさんのすてきな歌と踊りがいっぱいつまっていました。

 

俳優さんたちはとてもかっこよかったです。

 

そして、「浜辺の歌」がどんな風につくられたのか、成田為三という人がどんな人だったのかがわかりました。

 

 

ステージのセットもかっこよかったです。

 

たくさんの人が見に来ていました。

 

 

ロビーの売店でカール&アランのCDを販売しています。

 

「浜辺の歌」は作曲されてから来年で100年がたちます。

 

良い音楽はこうやって時間と距離を超えて人々をつなげてくれるのだと実感しました。

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