Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいことを発信します。

April 2015

思いがけないところでメンフィスの音楽のレベルの高さをよく感じます。

音楽も美術も大好きな私が会員になっているディクソンギャラリーは、メンフィスの美術館。

こぢんまりしていますが、知る人ぞ知る、名画のたくさんある美術館です。
ルノワール、モネ、シャガール、セザンヌ、ドガにマティス、フランスの印象派の巨匠たちの絵画をたくさん所蔵しています。

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そして、ギャラリーでは毎月第3木曜日の夕方にライブ音楽つきのイベントがあります。

その月によっていろいろなミュージシャンが来て音楽を奏でます。チューリップ畑のきれいな4月は、ギターの弾き語りでした。我が家のジャズツインズもここで演奏したことがあります。

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新緑がまぶしい気持ちのよい夕べは、美術館のお庭でワインをかたむけながら、ライブ音楽が楽しめるひとときでした。

ディクソンギャラリーの第3木曜日を楽しみにする人も多く、今回も美術とあわせて心地よい音楽を楽しもうという人たちがたくさんやってきました。

今回は、シャンソンやジャズを歌ってくれましたが、これがまた本当に上手です。
さわやかな夕べにすてきな音楽でしあわせな気分になりました。

世界のあちこちでコンサートをするトップスターたちのバンドにはメンフィス出身の音楽家がいるとよく聞きますが、その理由もうなずけます。
メンフィスのライブは本当にどこもレベルが高いのです。

あんまりどこもレベルが高いのでメンフィスの人たちはそれが普通と思ってしまっているのがたまにきずですけれど…。

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こちらが、ディクソンギャラリーの所蔵画展。

一番左がモネ。窓に向って右手の絵がモネのように見えますが、実はルノワール。海の波をさまざまな色合いで描いた逸品です。こんなルノワールの絵もあったのだと感じ入るめずらしい画風です。右から2番目の窓のお隣はゴーギャンです。タヒチで描いた風景のようです。

ここには見えませんが、名画が数十枚。お値段がつけられないようなものばかりです。

メンフィスの人たちは、音楽もそうですが、美術においても、外に向けたアピールをあまりしないので館内はとても静かです。訪れる人は、名画たちにゆっくりじっくりと存分に向き合うことができるのです。

ディクソンさんは、イギリスからメンフィスにやって来てビジネスで財を成した人だそうです。奥さんと2人で暮らしていましたが、お子さんがいなかったので、そのすてきなお家は寄付されてその絵画とともに美術館となりました。所蔵品の名画はもとはディクソン夫妻の家だったところに展示されています。

お庭もすばらしいもので、この春は、チューリップが15万本もの花を咲かせて訪れる人を楽しませました。

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メンフィスは春がすてきです。

チューリップと名画、そしてライブ音楽の組み合わせ、こんなにカジュアルに楽しめるのは世界でもここだけでしょう。






 

青空がまぶしい春のナッシュビルでカール&アラン演奏の「浜辺の歌」が響きました。

テネシー日米協会主催のナッシュビル桜祭りは、毎年ナッシュビルのパブリックスクエアで行われ、毎年1.5万人の人が訪れて日本とアメリカの友好を確かめる行事です。

日本人が少なく、日本との往来も少ないテネシー州、そこで行われる日本をアピールする最大にイベントにカールとアランは2年連続で出演しています。
日本の歌曲をアメリカ文化であるジャズと融合させるプロジェクトを続けています。

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アメリカでの日米親善イベントでは、太鼓グループや、アニメコスプレダンスなどがよくありますが、日本の音楽をジャズにして演奏するのは、このテネシー州では、カールとアランだけです。

カールとアランは、小中学校の9年間、秋田県北秋田市で毎年夏休に体験入学しました。今回は、その北秋田市が誇る作曲家、成田為三の「浜辺の歌」を演奏しました。

一昨年からカールとアランのジャズ演奏を応援してくれている北秋田市観光協会からもらったはっぴを着て、テネシー州でジャズの音色にあわせて北秋田市もアピールしています。

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左がドラム担当のカール、右がベース担当のアランです。
演奏後、笑顔がこぼれる2人でした。


現在、秋田のたざわこ芸術村にある劇団「わらび座」で「浜辺の歌」作曲家成田為三の生涯を描いたミュージカル「為三さん」が9ヶ月のロングランで上演されています。

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「浜辺の歌」がつないでくれて、先週から、カールとアランのCD、「サウンド・オブ・ミュージック」は、わらび座の売店でも販売を開始しました。

浜辺の歌がつなぐ日米親善交流はあちこちで芽を出してきています。






 

ついに咲きました!

メンフィスのエルビスの館に、昨年植樹された桜の木が、初めて、今年、花を咲かせました。

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まだ小さい木ですがしっかりとたくさん花をつけています。

明治45年(1912)、日米親善のため、アメリカに贈られた桜の苗木は、ワシントンDCのポトマック川のほとりに毎年美しい花を咲かせます。
グレースランドの苗木はそこから枝分けしたものです。

東北大震災の際、グレースランドが日本に送ったメッセージに感動した日本のエルビスファンが募金してプレゼントしてくれました。

エルビスが住んだグレースランドに続く庭の道の右と左に、一本ずつちょこんと、まだ小さいけれど、堂々と、みごとな花を咲かせてくれています。

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こちらが、エルビス邸へ続く小道です。

グレースランドを訪れるファンは、普段は、シャトルバスで直接エルビス邸に送迎されるので、私は、お庭が開放されてゆっくり散策できる早朝に訪れました。

グレースランドは、毎朝、午前7時半から8時半までの一時間、エルビスファンのため、お庭とお墓を無料で開放しています。桜の近くに行く事ができる唯一のチャンスがこの方法です。

昨年植樹されたときはすでに青い葉をつけていた桜ですが、一年間たった今、しっかりグレースランドに根を下ろしてなじみました。


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こちらは、グレースランドの外塀です。
早朝はこのすぐ前に駐車することができます。

ものすごい数のメッセージが書き込まれた塀に亡くなって久しいエルビスへのたくさんの思いを感じる場所でした。

グレースランドのお花見は今が満開。

現在、エルビスからのお花見プレゼント進行中です。



 

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