Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいことを発信します。

February 2015


アメリカ南部テネシー州にも寒波が来て今週は連日氷点下の寒さです。
メンフィスの冬は穏やかで青空も多い暖かな日が多いのですが、こう寒い日が続くと急に春が恋しくなります。

春といえば、日本人には、桜、お花見。

メンフィスにはあまり桜の木はないのですが、昨年、お花見名所が一つ加わりました。

なんと、エルビスの館、グレースランドに桜の木が植樹されたのです。

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門を入って、この館につづく小道の右と左に一本ずつ、そして、グレースランドの後ろの庭に一本、合計3本の桜の木が昨年の春に植えられました。

東北大震災の際、グレースランドは日本の人たちにむけてお見舞いのメッセージを出したそうですが、それに感動した日本のエルビスファンたちが募金し、日米のいろいろな人たちの心を動かして、グレースランドに桜の木がプレゼントされることになりました。

昨年の4月、日米の関係者が一同に集って植樹のセレモニーがあったのですが、これがそのセレモニーを前にした桜の木です。

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植樹された桜は、1912年に東京からワシントンに贈与された桜から枝分けした由緒ある桜の木です。

日米友好がつまった桜がメンフィスの、グレースランドに植えられるので、
日本からは、エルビスの関係者として、湯川れい子さん、小泉純一郎元首相の弟さんの小泉正也さん、そしてナッシュビル日本総領事、メンフィス日本商工会のメンバーなどが参加。

メンフィスからは、メンフィス市関係者、国会議員、州議会議員などメンフィス市の重鎮たちが参加して、日米友好を願って一緒に植樹をしました。

日本語がとても堪能なカナダアトランタ総領事も駆けつけて、国際色を添えていたのも印象的でした。


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こちらが、桜の木の下にたてられたその所以を語るプレートです。

日米友好を願ったたくさんの人たちの力でメンフィスのグレースランドに植えられた3本の桜がこれから毎年きれいな花を咲かせて人々をなごませてくれます。

今年から、メンフィスの春は、グレースランドのお花見が楽しみです。


 

2月7日、テネシー州ノックスビル市(Knoxville)でカールとアランがCDリリースパーティを開催しました。

レーンミュージックノックスビル支店ホールでのコンサート&CDサイン会にはたくさんの人がお越しくださり、なごやかで楽しい雰囲気のイベントになりました。

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ほぼ満席のホールでは、若い2人に、キース・ブラウン(Keith Brown)のピアノ、ジャメル・ミッチェル(Jamel Mitchell)の30代若手新進ミュージシャンが加わり、前回とはまた違ったアレンジ、音色で観客を喜ばせました。

キースは、このCDにピアニストとして出演、アメリカだけでなくフランスでも活躍する国際的ピアニスト。ジャメルは、メンフィスの伝説ロイヤルスタジオ創始者、ウィリー・ミッチェルの甥でメンフィス音楽界のサラブレッドです。4人それぞれの個性が集って、より熟成された音楽ができあがりました。

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世界的に有名なジャズピアニストでプロデューサー、ドナルド・ブラウン(Donald Brown)が観客に双子を紹介してくれました。

双子に出会ったときのこと、CDをプロデュースし、それがきっかけとなって現在、教授として教えることになったストーリーを披露し、多いにほめて、双子のCD作成の節目を祝ってくれました。

ドナルド・ブラウンは、人口20万人ほどの大学の街でジャズ科の教授をしながら、ノックスビルのジャズの基盤を築いた立役者です。その人が薦める若手を見ようとやって来た人たちもたくさんいました。

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サイン会では、初めて聞く演奏を気に入ってCDを求める人がたくさん並んでくれました。

たくさんの人に助けてもらい、支えられて音作りができる双子はとてもしあわせ者です。
たくさん修行して、どんどん活躍して欲しいとみなさんに激励されて、また決意を新たにしました。

こちらがカルテットの「浜辺の歌」の映像です。


 

双子が小中学生時代、毎夏、体験入学で訪れた北秋田市の出身、成田為三が作曲した「浜辺の歌」を、著名ジャズアーティストである彼らの師、ドナルド・ブラウンが編曲したものです。

日米ハイレベルアーティストの共作を、音楽の道を歩みだしたばかりの双子が、演奏して、世界をつなぐ第一歩を築いた音楽です。

どうぞお楽しみください。





 

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