Jazz Twins

双子の若手新進ジャズミュージシャンの母がアメリカ南部メンフィスから、見て、聞いておもしろいことを発信します。

カール&アランのジャズ•ツインズ(Carl & Alan Maguire)が、12月17日、メンフィスのスタインウェイ•サタデー•コンサートでジャズの調べを奏でました。

音楽の都メンフィスとその近郊で唯一のスタインウェイピアノ取り扱い店、AMRO Musicのショールームで行われたコンサートは、スタインウェイのコンサート用グランドピアノの伸びやかな音色とカール&アランの若いエネルギー溢れるリズムセクションの音色が重なる演奏です。

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メンフィスは聞き手も耳が肥えているので、頷きながら聞き入る人も多く、ミュージシャンの演奏にも熱が入ります。

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当日の演奏は、カールがドラム、アランがベース、スタインウェイピアノの演奏は、層の厚いメンフィスのトップピアニスト、Alvie Givhande

ゲストに双子のスタックス•ミュージック•アカデミー以来仲良しのサックス奏者、Reginald Whiteが数曲参加して演奏をさらに盛り上げました。

演奏は一部と二部があり、休憩には、ワインとおつまみサービス付き。
スタインウェイ•サタデー•コンサートは毎月開催で、なんと無料で楽しめるとても優雅なイベントです。

コンサートで演奏した双子のクリスマスミュージックをお楽しみください。




 AMRO Music
2918 Poplar Avenue, Memphis, TN 38111
Tel. 901-323-8888
 

    日本が誇る世界のジャズピアニスト、松居慶子(Keiko Matsui)さんがメンフィスに来てくれたので楽屋にお邪魔しました。


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    ジャズピアニストを目指さなかったのになぜかなってしまったという慶子さん。
    小柄なのに舞台に立つとすごい音楽を奏で、とってもでっかく見えます。

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    メンフィスには、メンフィス出身のグラミー賞受賞者、カーク•ウェーラム(Kirk Whalum)さんのA Gospel According To Jazz Christmasツアーで来てくれました。
    カークさんは、我が家の双子がStax Music Academyで音楽を勉強していた頃の恩師。双子がジャズを極めようと思ったきっかけの一人です。数年前に慶子さんがメンフィスにツアーで訪れた際にカークさんに紹介されて以来、すっかりファンになりました。

    音楽が素晴らしいのはもちろんですが、その人となりが超おもしろい!

    「私、ジャズピアニストでないです。」などという爆弾発言に、大笑い。
    特にジャズを目指したわけでなく、淡々とやりたいことをやってきたら、ジャズピアニストとして世界に認められてしまったというのが真相のようです。

    お話を聞くと、本当に努力の人だと思いました。
    音楽修行も並大抵でないと思いますが、アメリカ人の中で、日本人一人で淡々と、でも楽しそうに、ちゃんと自分の居場所を見つけてツアーしています。

    旧ソビエト圏では2002年からツアーしているそうですが、ちゃんと舗装された道路がないような小さな町でも依頼があれば出かけて人々にピアノ演奏で語りかけるそうです。
    私も旧ソビエト連邦など世界の各地に行った経験があるのでどんなに大変だったか想像してしまいました。

    「コンサートで平和な空気を増やすのが、今世のミッションだと思う。」と慶子さん。

    旧ソ連圏や東欧など、世界の各地で絶大な人気を誇る慶子さんですが、そんなひたむきな姿が人の心を打つのだろうと思います。


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    左から、双子のアラン、カール、カークさん、慶子さん、私

    慶子さんは、人との付き合い方にとても長けていて、他のバンドメンバーへの心配りも非常に細やか。

    楽屋で何かの話になり、私が他のバンドメンバーに「良かった」と褒めたら、「良かっただけでなく素晴らしい」と笑顔でフォロー。ちょっとだけの一緒に時間に色々と学ばせてもらいました。

    世界のトップに立つということはこういうこともできないといけないと双子に早速指南しました。

    このツアー、クリスマス前の数週間全米各地を回りますが、メンフィスでは、クレイボーン•テンプル(Clayborn Temple)という、1891年創立の教会。1960年代、歴史に残るアメリカの公民権運動の中心となった歴史的場所です。今世紀になってからは使用する人もなく廃墟になって取り壊しになりそうだったところを市民が立ち上がって再建事業を始めました。

    カークさんは思いやりがたくさんある人なので、この場所を残すことの意義を感じ、コンサートを企画したようです。

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    思いは通じ、この歴史的建造物は満席。一曲が終わるごとに観客は総立ちです。
    すごいコンサートでした。

    いろんな曲が上手に絡み合って飽きる暇がないままに2時間があっという間。観客参加型のシーンがあったり、いろんな工夫があって楽しく、もっと聞いていたいと思いました。

    コンサートが始まって間もなく古い建物の天井の一部が私のそばに落ちてきてびっくり。
    クレイボーン•テンプルも慶子さんたちの演奏が嬉しかったのかもしれません。



    こちらでチラッと当日の慶子さんの演奏の様子をどうぞ。




     

    カール&アランの12月の演奏イベント、スタインウェイ•サタデー(Steinway Saturday)が12月17日にあります。

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    メンフィスのスタインウェイ•ピアノ•ショールームで行われる演奏会は、スタインウェイのコンサート用グランドピアノの演奏とカール&アランの伴奏が間近で聴けるプライベートなコンサート。

    そのリハーサルの様子のビデオがフェイスブック上でブレイクしています。
    こちらではユーチューブでご覧ください。

    ディスニーの映画、「白雪姫」の曲、'Someday My Prince Will Come'  です。
    アランのアレンジをお楽しみください。



     
    Alvie Givhan (piano)
    Alan Maguire (bass)
    Carl Maguire (drums) 

    音楽の街、メンフィスの音楽関係者の年末ホリデーパーティがあり、今年は私も参加しました。

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    会場は、メンフィスが発祥の地とされるブルースの殿堂博物館。パーティを楽しみながら、博物館も見学しました。

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    ブルースミュージシャンたちの楽器や写真、記念品などが展示されていますが、ブルースと日本のつながりは深く、玄界灘のはっぴも展示。ちょっとうれしくなりました。

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    会場は、音楽関係者でぎっしり。
    さすが音楽の街、たくさん関係者がいます。

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    ラッパーのAl Kapone (アル•カポーネ)を発見。日本にはまだ行ったことがないそうですが、メンフィスのヒッピホップシーンで絶大な人気を誇るラッパーで、現在は全米からヨーロッパまでツアーする人気アーティストになっています。メンフィス音楽を復活させようと頑張っている若者の一人です。

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    グラミー賞メンフィス支部長のジョン•ホーニャックさんにもご挨拶しました。
    メンフィスにはグラミー賞メンフィス支部があり、メンフィスやニューオリンズなど南部の州を管轄しています。アーティストの推薦をするのもこの支部の仕事で、パーティの当日はちょうど来年のグラミー賞ノミネート者の発表があった日。メンフィスのブルース歌手、Bobby Rushがブルース部門でノミネートされたと喜んでいました。
    右隣は、メンフィスのジャズシンガー、サラ(Sarah Ann Rector) 。

    色々な人に会えてとても楽しい夕べになりました。


    Memphis Blues Hall of Fame (メンフィス•ブルースの殿堂)

    Address421 S Main St, Memphis, TN 38103
    Hours: 毎日、日曜日のみ午後開館 午前10時〜午後5時




     

    2016年度メンフィス音楽の殿堂授与(Memphis Music Hall of Fame)セレモニーに行ってきました。

    メンフィスゆかりの世界に誇るミュージシャンや音楽関係者をたたえようと2012年に始まったメンフィス音楽の殿堂は、今年で4回目。会場には、メンフィスの音楽関係者も多く詰め掛けました。

    昨年はジャスティン•ティンバーレイク(Justin Timberlake)の大物アーティストの受賞に加え、エルビス•プレスリーのギタリスト、スコッティ•ムーア(Scotty Moore)の受賞には本人の代わりに演奏に影響を受けたローリング•ストーンズのキース•リチャーズ(Keith Richard)が来たのであっという間に売り切れていけなかったので、今年は早くからチケットをゲット。

    舞台から近い良い席でセレモニーの音楽を楽しみました。

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    今年の目玉は、スタックス•アーティストのウィリアム•ベル(William Bell)のパフォーマンス。

    私は、スタックス•ミュージック•アカデミーで息子たちが音楽を勉強した時にボランティアをして以来スタックスを応援する私としては、スタックス•アーティストには特別親しみを感じます。

    イベントでも何度か会ったことがあるウィリアム•ベルは、相変わらずの伸びやかな歌声を響かせ、ジーンときました。

    Take Me to The Riverというメンフィス音楽のドキュメンタリー映画でベルと共演したラップアーティスト、スヌープ•ドッグ(Snoop Dogg)が特別出演してウィリアム•ベルと共演。サプライズ登場に会場は大いに湧きました。

    その時の様子は、こちらのビデオでご覧ください。




    その他の今年の受賞者は、こちらです。

    マルゲリータ•ピアッツァ(Marguerite Piazza)  オペラ歌手
    サム•ザ•シャム (Sam the Sham) ロックンロール歌手
    チャールズ•ロイド (Charles Lloyd) ジャズ•サックス奏者
    ジョン•リー•フッカー (John Lee Hooker)  ブルース歌手、ギタリスト
    ウィリアム•ベル (William Bell) ソウル歌手
    ハイレコード•リズム•セクション(Hi Rhythm Section) ハイ•レコード、ハウスバンド

     

    フランスのジャズクラブに行ってきました。

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    フランスのシャンベリ(Chambery)という街のジャズクラブで、友人のマニュエル•ロシュマン(Manuel Rocheman)のコンサートにやってきました。

    シャンベリは、スイス国境の近くのアルプ•ローヌ地方のサヴォワ県の県庁所在地。人口5万5千人ほどのこぢんまりした街です。

    ここにジャズ•クラブ •ドゥ•サヴォワ(Jazz Club de Savoie)というジャズクラブがあります。
    細い小道を入って、地下に潜ると中は広々としたコンサートホール。ここで毎週金曜日にライブ演奏があります。

    中に入ったら150席ほどのホールはジャズファンですでに満席。皆さんうなずきながら音楽を楽しみ、演奏の要所要所で拍手する姿にフランスの音楽観衆の層の厚さを感じます。

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    マニュエルは素晴らしいピアノの音色を響かせてくれるフランスのトップジャズアーティスト。
    生で聴くのはCDよりずっと素晴らしい。時に繊細に時に力強く、演奏技術も安定してハイレベルで、全体的にうっとりする音色を奏でてくれます。

    昨年のテネシー州ノックスビル市のジャズフェスティバルで初めて演奏を聴き、その音色に衝撃を受けました。性格も自然体で楽しい人なので、双子のプロデューサー、ドナルド•ブラウンに紹介されてからすっかりファン兼友達になりました。
    アルバムは3つゲットしてとっかえひっかえドライブ中によく聞きますが、元気の出る明るい曲調が多いです。

    世界30か国以上で演奏するピアニストですが、まだ日本には行ったことがないそう。
    ポジティブな人柄がよく現れた心地よい音楽で、とても素敵な夕べでした。

    マニュエルの音楽はこちらでお楽しみください。



     

    アメリカの人たちの音楽の楽しみ方は様々ですが、ハウスコンサートは生の音楽を身近に聞けるのが醍醐味。

    月曜日の夜、お友達のナンシーのお家の贅沢な空間でカナダ人フォークシンガー、ジョン•ブルックス(Jon Brooks)の歌声を楽しみました。

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    カナダ、オンタリオ州出身のジョンは、自作の歌にメッセージをたっぷり込めてハスキーな声で歌ってくれました。
    渋いながらもかなりハッとする歌声は心に響きます。
    カナダだけでなく本場アメリカのフォーク界でも知られたシンガーソングライターです。

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    私は、Delicate Cageという蜂の巣の絵のCDをサイン付きでゲット。
    個人宅の居間で行われるコンサートは、まさにアットホームなので、ミュージシャンとの交流もパーティ方式。


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    休憩時間はパーティなので、ホストが用意したスナックとワインで常連さんの他のお客さんとも交流できます。


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    距離感近く、ジョンとホストのナンシーと記念写真。
    ナンシーはお医者さんですが、お母さんがオペラ歌手だったこともあって音楽に造詣が深く、ミュージシャンを応援して時々ハウスコンサートを開いてくれます。

    気さくなジョンとの会話は楽しく、今度会えるのは世界のどこかなあ。
    日本やアジアにはまだ行ったことがないので、将来は一度行ってみたいのだとか。
    ということで、歌声ビデオはこちらです。




     

    メンフィスの夏の楽しみといえば、レビットシェル(Levitt Shell)野外音楽堂のコンサートシリーズ。

    メンフィス、そしてこのアメリカ南部にゆかりのミュージシャンをメインにした本格的なコンサートがなんと!無料で楽しめます。
    6月から10月末まで毎週木、金、土、日曜日の週4日間、世界のトップミュージシャンや地元のミュージシャンのパフォーマンスを楽しみに、ちょっと涼しくなる日暮れどきに市民が集まります。
    芝生の上にシートを敷いて座る人、折りたたみ椅子を持ってくる人と、楽しみ方はそれぞれ。

    この土曜日は、メンフィス出身のジャズの巨匠サックス奏者、ジョージ•コールマン(George Coleman) 。ジャズの歴史を作った一人のコンサートでした。


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    今年で81歳ですが、演奏を始めたら、年齢を感じさせないさすがの音色です。
    サックスの音色は時に力強く、時にか細い鳴き声のように、自由自在の魔法の音色が聴く人を感動させます。

    メンフィスのMannassas High Schoolという高校からたくさん世界のトップミュージシャンが輩出されていますが、この人もその一人。

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    メンフィスの音楽を世界に広めた功績が認められて音楽で有名なビール•ストリートに埋め込まれる名前入りの音符授与式もありました。

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    メンフィスの有名ミュージシャンの写真集にサインをゲットしました。

    素晴らしい演奏をちょっとだけお裾分けです。




    メンフィスの夏の週末は、レビットシェルの音楽がオススメです。
    Brooks Museumのお隣、Overton Parkの中にあります。

    Levitt Shell
    1928 Poplar Ave, Memphis, TN 38104

     

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